先日AWS認定のSysOps アドミニストレーター アソシエイト(SOA-C02)を受験し合格できました。
- 受験日 :2022年8月末
- 受験回数:1回目
- スコア :774(合格ラインは720)
これでAWSアソシエイト3冠達成です。
SysOps アドミニストレーター アソシエイト(SOA-C02)は
選択問題+ラボ試験の構成となっており、
現地点ではAWS試験で唯一ラボ試験が導入されています。
(今後のアップデートで他の試験にもラボ試験が導入されると思いますが)
この記事では今後SOA-C02を受講する方に向けて、
私が合格までに行った勉強法などを記載したいと思います。
下記のことがわかるように書きます
- 使用した教材
- 選択問題対策
- ラボ試験対策
- 学習時間、学習量
AWS SysOps アドミニストレーター アソシエイト(SOA-C02)試験対策
学習の流れは
「基礎学習」+「選択問題 対策」+「選択問題の模擬試験」+「ラボ試験対策」の順で行いました。
順番に学習方法を説明します。
01. SOA-C02基礎学習
試験の全体像把握にあたり下記参考書を使用しました。
本書は「SOA-C02出題範囲サービスに関する解説」の他
「選択問題の模擬問題」と「ラボ試験の模擬問題」の記載があります。
- 第1章 AWS認定試験
- 第2章 モニタリング、ロギング、修正
- 第3章 信頼性とビジネス継続性
- 第4章 展開、プロビジョニング、オートメーション
- 第5章 セキュリティとコンプライアンス
- 第6章 ネットワークとコンテンツ配信
- 第7章 コストと最適化
- 第8章 AWSのベストプラクティスに沿った設計と運用
- 第9章 問題の解き方と模擬試験
基礎学習と出題範囲の把握のため2章〜8章(各章の練習問題も含む)を
2週間ほどかけて1週しました。
02. SOA-C02選択問題対策
基礎学習と出題範囲の確認ができたらあとはひたすら問題を解きまくりました。
使用教材は下記です。
<https://aws.koiwaclub.com/>
AWS WEB問題集で学習しよう
デベロッパーアソシエイト受験時にも活用しましたが、
「豊富な問題数」+「実際の問題に即した難易度」で非常に良いです。
ただし、有料会員登録が必要です。SOA-C02の場合ベーシックプランでOKです
ベーシックプラン(AWS4科目):4,480(税抜)/90日間
プロフェッショナル(AWS全科目):5,480(税抜)/90日間
2022/8/28日現在の価格です
このサイトの問題集は1つの問題集が7問構成となっています。
https://aws.koiwaclub.com/より
2022年8月現在では問題集が#1〜#97まであり合計で679問(97×7)あります。
しかし同サイトの合格記などを拝見すると、
本番試験では#50〜#97までの問題集からの類似問題出題頻度が高いようです。
そのため#50〜#97の全329問を繰り返すことで合格が近づくはずです。
私はこの問題集を約2.5週(#50〜#97)行いました。
Web問題集の使い方
ここがポイントだと思うのですが、
問題集は少なくとも2週以上は行った方が良いです。
私の場合下記の通り行いました。
- #50〜#97を一通り行う(1週目)
- #50〜#97を一通り行う(2週目)※1週目正解不正かに限らず全て
- 2週目に間違えた問題を行う
- できるところまで3週目を行う(私は#70〜#97まで行いました)
最低限これくらいやれば、実際の試験でも類似問題は即答、
初見の問題でも2択には絞れるようになると思います。
ただ、実際の試験を受けてみて類似問題は3割ほどありましたが、もちろん若干問題の表現や、選択肢は異なってきます。
できれば完全に3週はこなしておけば、
より自信を持って選択問題に取り組めるはずです。
教科書の模擬試験の活用
選択問題の成果測定には教科書の模擬試験を使用しました。
選択問題の模擬は65問で構成されています。(実際の試験は55問です)
Web問題集2週目が終わった時点で教科書の模擬を行いました。
ちなみに点数は42/65で正答率65%といった感じでした・・・
汚くてすみません
この時点で試験1週間前でしたので、焦ってWeb問題集3週目を行った感じです。
このように実際に試験形式で解いてみると、
意外と理解できてい無いことがわかったり
自分の知識が不足している部分が分かりますので、
必ず模擬試験を実施することをお勧めします。
また、教科書の模擬試験は解説もしっかりしていますので、
読み込むことでさらに理解が深まります。
03. SOA-C02ラボ試験対策
SOA-C02はラボ試験があります。
試験でのラボ問題の配分ですが、20%ほどとなっているようです。
十分に対策しておく必要があります。
対策ですが、基本的に教科書のラボ模擬試験(3問あります)を活用しました。
下記が全てではありませんが、このような設定が出題されています。
- 高可用性に向けたVPCの設定
- VPCフローログの設定
- Configの設定
- S3の設定
- Backupの設定
- CloudWatchの設定
- CloudFormationの設定
- 等々
模擬問題の解答を見ながら実際にAWSアカウントで設定してみました。
このラボ模擬をやっていたお陰で、実際のラボ試験でもなんとか得点できたと思っています。
その他のラボ対策1
教科書以外ではUdemyの講座を活用しました。(SAA受験時に購入したものです)
ソリューションアーキテクト対策以外でも
ピンポイントで自分の学習したいサービスを学習できるのでお勧めです。
私はELB・AutoScaling・CloudWatchの設定などを学習しました。
もし購入する場合は、セールのタイミングで購入してください。
(かなり頻繁にやってます80や90%OFF)
その他のラボ対策2
もちろん公式の教材もあります。
様々なサービスがハンズオン形式で学習できます。
今回私は試験対策としては活用しませんでしたが、
必要に応じて確認してみてください。
どんな問題が出題されるのか
WEB問題集で学習しようよの合格記に出題されたラボの問題が記載されています。
もちろん「どのようなサービスか」くらいの情報ですが、
ラボ試験対策を進める上で必ずみておいた方が良いです。
試験本番の所感
試験時間は180分(190分だったような気も…)あります。
55問の選択問題を解答した後に、ラボ試験に移ります。
一度ラボ試験に入ったら、選択問題に戻るこことできません。
選択問題55問を終えた時点で残り100分ほとでした。
ラボ試験を入れてもかなり余裕がありましたので、落ち着いて問題を解くことができました。
しかし感覚的な難易度はSAAやDVAと比べて難易度はそこまで変わら無い感じです。
相変わらず問題は難しく、問題集との類似問題は3割ほどで、あとは消去法などでなんとか解答しました・・・・
なお試験結果はすぐに分かりません。
判定まで最長5日とありますが、
私の場合は約5時間後には結果が見れるようになっていました。
SOA-C02学習時間
合格までの学習時間は下記の通りです。
前提条件としてはCLF,SAA,DVA取得済みの状態です。
全体で1ヶ月半ほどの学習期間でした。(ただし特に集中していたのは最後の2週間ほどでした)
学習時間は1日に1時間〜30分ほどでしたが、
お盆期間などサボっていた時期もありましたので
合計で20〜25時間ほどかと思います。
その他:試験申込時の注意
テストセンターの予約時に注意が必要です。
首都圏のテストセンターであればあまり気にする必要ないと思いますが、
地方のテストセンターだとSOA試験の受験日が限られていたりします。
通常他の試験だと翌々日でも予約できるような場合が多いですが、
SOAを予約しようとした時は1ヶ月後でないと予約が取れ無い状況でした。
地方でSOA-C02受験をする場合はかなり早めの受験計画、予約が必要です。
最後に:AWS受験時のおまけ
テストセンターでAWSの試験を受験するとステッカーがもらえるそうです。
2022年8月末から在庫がなくなり次第終了です。
私はゲットできました。
AWS認定資格試験テキスト AWS認定SysOpsアドミニストレーター - アソシエイト AWS認定資格試験テキスト
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