AWSクラウドプラクティショナー勉強法

ネットワーク

Macrovector – jp.freepik.com によって作成された design ベクトル
AWSクラウドプラクティショナー合格の経験から、難易度、学習時間、使用した参考書などを紹介します。

試験の概要

  • AWSやクラウドの基本的な理解を証明するための資格
  • AWSの試験では一番簡単な試験

AWS関連の学習を始めた時に一番最初に受ける試験です。

エンジニア向けと言うわけでなく、AWSクラウドに携わる、全ての人向けの試験のようです。

私自身も知識0、AWS実務経験0の状態から学習を始めました。

試験の対象者

公式サイトより抜粋です

AWS Certified Cloud Practitioner は、AWS プラットフォームの基本的な知識をお持ちの方を対象としています。この試験を受ける前に、以下のことをお勧めします。

  • AWS クラウドに 6 ヶ月間触れている
  • IT サービスのベーシックな知識と、AWS クラウドプラットフォームにおけるそれらのサービスの使用に関するベーシックな知識がある
  • AWS のコアサービスとユースケース、課金、料金モデル、セキュリティコンセプト、クラウドがビジネスに与える影響についての知識がある

<https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/>より

しかし、試験の合格自体は実務経験がなくても可能かと思います。

試験の難易度

★★☆☆☆

簡単〜普通の難易度です。

しかし、後程紹介する模擬問題集を9割以上得点できないと
不合格になったりします。
「油断すると落ちる資格」だと思います。

私は模擬問題集で9.5割以上は得点できるようにして受験しましたが1回で合格できました。
模擬試験の正答割が8程度で試験に挑んだ知人は、撃沈していました。

★☆☆☆☆:合格率51%以上 or簡単
★★☆☆☆:合格率50〜31%or普通
★★★☆☆:合格率30〜21%or少し難関
★★★★☆:合格率20〜11%or難関
★★★★★:合格率10%以下or超難関
合格率が公開されていない場合は、個人的な主観で難易度を決めています

AWS CLPの学習時間

15時間〜20時間ほど
日数で言うと1週間〜2週間ほどでした。

基礎学習2割、模擬問題集8割くらいの学習時間配分です。

AWS CLPの学習法

いたってシンプルで

SETP1として教科書等での基礎学習

STEP2で模擬問題集で繰り返し問題を解く

でOKです。

SETP1 参考書での基礎学習

SETP2で紹介するUdemyの模擬問題集をこなすだけでも合格自体は可能かと思いますが、

スムーズに学習する上でも、基礎知識はあったほうが良いので、

まずは参考書等でAWSの用語とうの学習を行うのがおすすめです。

参考書に関しては、試験用のものであれば、なんでも良いと思いますが、

私は下記参考書を使用しました。
一夜漬け AWS認定クラウドプラクティショナー 直前対策テキスト

このような参考書でAWS用語に関する耐性をつけておくと、次からの模擬試験でも抵抗なく学習ができると思います。

ちなみに参考書自体はサラッと流す程度でOKです。

完璧に理解しようと思うと、参考書を読み切るのみ時間がかかってしまい、学習に飽きてしまう可能性があります。

全体の学習自体の参考書を読む時間は2割程度でいいので、多少適当でも良いので、とりあえず1冊読み切って、次のステップに進むのが良いです。

SETP2 模擬問題集での学習

参考書で用語の基礎学習が済んだら、あとはひたすら問題を解いていきます。

おすすめはUdemyの模擬問題集です。

この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)

この問題集では、その名の通り7回分の模擬問題が収録されています。

  • 模擬試験(基本レベル①)65件の質問
  • 模擬試験(基本レベル②)65件の質問
  • 模擬試験(応用レベル①)65件の質問
  • 模擬試験(応用レベル②)65件の質問
  • 模擬試験(応用レベル③)65件の質問
  • オプショナル問題(難易度高:アソシエイト試験レベル)模擬試験2回分130問

この問題集をひたすらこなしていけばOKです。
ただ、オプション問題は上位試験の問題なので、実施は不要です。
基礎レベル①から応用レベル③の5回分をやれば良いです。
5回分の模擬問題を95%以上正解するまでこなしましょう。

ちなみに私自身はかなり多めの問題をこなしました。
模擬試験(基本レベル①):8回実施
模擬試験(基本レベル②):7回実施
模擬試験(応用レベル①):6回実施
模擬試験(応用レベル②):6回実施
模擬試験(応用レベル③):3回実施

この問題集に慣れておけば、実際の試験でも類似問題はかなり容易に解けるようになるはずです。

問題集学習の注意点

ただ、もちろん実際の試験で模擬問題全く同じ問題が出るわけではありません。
類似問題の出題数は5割弱の感覚でした。

そのため、模擬問題集での解説をしっかり読み、初見の問題にもある程度対応できるようにしておく必要はあります。

完全丸暗記はNGです。

私は丸暗記に近い形で受験してしまいましたが、

スコアは788でした。

合格ラインが700ですので、決して高得点ではないですね。

しかし、とにかく数をこなすことによって、合格に近づくことは確かです。

学習時間の8割ほどは模擬問題集での学習に充てるのが良いかと思います。

参考書と模擬問題だけでは不安な場合

参考書と模擬問題だけをこなしても実際のAWS操作感がわからないと、

試験受験に対して不安になる場合があります。

そして少してもAWSの操作経験があると、試験合格にもプラスに働くのは確かです。

なので、時間のある方はハンズオンでAWSを少しても触れておくのをおすすめします。
下記の本では、内容も簡単で、サクッとハンズオン学習ができるのでおすすめです。
一日一時間でもやれば、1週間もかからず、読み終えることができるはずです。

Amazon.co.jp

 

もしハンズオンでの学習をする方は、SETP1の前か、SETP2の前に学習するのが良いです。
参考書や、模擬問題の内容がよりイメージしやすくなるはずです。

まとめ

クラウドプラクティショナーはAWS試験でも入門編の試験です。

その入門編ということから、参考書読むだけだったり、

模擬問題するにしても2〜3週するだけで、試験に挑んで、合格点が取れない方もいるようです。

入門編と言っても意外と1発合格できない方も多いです。

6,7割が合格するような、簡単すぎる試験ではないと思います。

受験費用も決して安くありません。

ぜひ、万全な状態で受験し、1回で合格できるようにしてください。

コメント