LinuC102 勉強法・おすすめの教科書

資格試験

LinuC102試験を受験し合格したので、勉強法や学習時間について書きます。

この記事でわかること

    • LinuC102 勉強法
    • LinuC102 勉強時間
    • LinuC102 おすすめ教材

前提条件で101には合格済みです。
LinuC101の勉強法等についてはこちらの記事をご覧ください
LinuC 101 勉強法・おすすめの教科書

102の勉強法も基本的にはLinuC101試験の勉強法と同様ですが、若干効率化を図ってみました。

なお、紹介する勉強法で、合格時のスコアは626(合格基準480以上)でした。1回目の受験で合格できています。

LinuC 102勉強法

SETP1:問題集(スピマス)を1周する

まずはLinuC102の問題を把握するために、下記問題集(通称:スピマス)の102の部分を模擬試験を除き1週しました。(模擬試験は後程実力チェックのために使用します)

Linux教科書 LinuC レベル1 スピードマスター問題集 Version10.0対応

この段階では無理に問題を解こうとせず。
問題文を読む→解説を読むを繰り返しました。

あくまで問題集の最初の目標は「出題問題の把握」です。

最初に教科書などで学習するよりも、問題を把握してからの教科書での学習の方が効率が良いと判断したからです。

なお、この問題集は最終的に3週します。

回数が変わりやすいようにチェックボックスがあるので活用をお勧めします。

ちなみにスピマスの102の問題数は  159問です。模擬試験の問題60も加えれば219問あります。

SETP2:動画学習(YouTube LIP公式)

次に動画での学習を行いました。
LIP公式で定期的に無料技術セミナー動画をあげている様です。

これらの動画LinuC試験範囲に沿っているのでこれらの動画で試験範囲の基礎固めを行いました。

動画で全ての出題範囲が全てカバーされている訳ではないですが、独学で本などで勉強するよりわかりやすかったです。
■1.06シャルおよびスクリプト


↓対象副題
1.06.2 シェルスクリプト
1.08.2ジョブスケジューリング

■1.07ネットワークの基礎


↓対象副題
1.07.1インターネットプロトコルの基礎
1.07.2基本的なネットワーク構成
1.07.3基本的なネットワークの問題解決
1.07.4クライアント側のDNS設定

■1.08システム管理


↓対象副題
1.08.1 アカウント管理
1.10.1 セキュリティ管理業務の実施

■1.09重要なシステムサービス


↓対象副題
1.09.2 システムログ

■1.10セキュリティ


↓対象副題
1.10.1セキュリティ管理業務の実施
1.10.2ホストのセキュリティ設定

■1.11オープンソースの文化
オープンソースの文化/ライセンスやコミュニティ

Linu C102の詳細な出題範囲は公式HPで確認してください
出題範囲

全ての範囲をハンズオンで学習したい場合は
Udemyの講座もおすすめです。
セールの時を狙って購入してみてください。

Linuxサーバー構築入門(LinuCレベル1, LPI-Japan認定教材)
Linuxサーバー構築の基本を丁寧にじっくり学びましょう!LinuC ver. 10対応

YouTube動画で解説していない箇所については上記のUdeny講座も利用しました。

STEP:3問題集(スピマス)2週目

基礎学習ができたらスピマスの2週目を行いました。

SETP2で紹介した動画の出題範囲に沿って、動画学習→問題集の実施でもOKだと思います。
私はそのように行いました。

例:「1.06シェルおよびスクリプト」の動画を見る→問題集で該当の範囲を解く

動画を見てからなので、実際の操作をイメージしながら問題を進めることができると思います。

なお、補足資料として教科書も活用しました。

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いまいち理解が足りてないと思ったところを必要に応じて読み込みました。

STEP4:模擬試験実施(スピマス)重要!

問題集を2週が完了した時点で模擬試験にチャレンジしました。
スピマスには102の模擬試験が1回分ついていますので、それを活用しました。

ポイントは60問しっかり自分で解き切ってから回答を見ることです。

自分で考えて問題を解いてみると、勉強したつもりでも理解できていない部分がよくわかります。

また現状での自分の正答率を知ることで、試験までに必要な勉強量を知ることでもできます。

私はこの時点では40/60(66%)の正答率でした。

少し低めでした・・・

STEP5:問題集(スピマス)3週目

スピマスの3週目です。

最終チェックのつもりで解きました。

模擬試験の点数が低かったのでしっかり目に学習しました。

とわいえ3週目にもなると問題を解くのをかなり早くなっているので、

2時間もあれば終わるはずです。

3週目では模擬試験の問題も含めて219問全て復習しました。

STEP:6模擬試験2回目(教科書の模擬試験)

最終確認で教科書の模擬試験を行います。

スピマスの模擬問題よりもいコマンドやディレクトリを記述する問題が多く

比較的難しいです。

私は点数は42/60(70%)でした。

LinuC101を受験した時の感覚だとこの模擬問題で7割近く取れていれば、余裕を持って合格できていたので、このタイミングで受験申し込みを行いました。

もし5割を下回るよであれば、もう少し学習が必要かと思います。

STEP7:試験日当日まで

模擬試験を行い合格が見えてきましたが、最後まで気を抜かず学習を継続しました。

具体的にはスピマスの★3の問題を復習しました。

実際の試験ですが、見直しも含めて30〜40分で完了、

自信のない問題が15問ほどありましたが、基準点は取れている感覚でした。

再掲ですがスコアは626でしたので、合格基準点480に比べると、

ある程度余裕を持って合格できたと思います。

以上が、合格までの勉強法でした。

ping-tを使ったりさまざまな学習法がありますが、紹介した学習法でも合格の再現性はかなり高いはずです。

少しでも参考になれば幸いです。

LinuC102学習時間

学習期間は1ヶ月学習時間は20時間ほどでした。

    • SETP1:問題集(スピマス)を1周する→7時間
    • SETP2:動画学習(YouTube LIP公式)→5時間
    • STEP3:問題集(スピマス)2週目→5時間
    • STEP4:模擬試験実施(スピマス)重要!→1時間
    • STEP5:問題集(スピマス)2週目→2時間
    • STEP:6模擬試験2回目(教科書の模擬試験)→1時間
    • STEP7:試験日当日まで(星3問題の復習)→1時間

使用した教材

今回使用した教材です。

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